
ピーちゃんを名前を呼びながら探してきましたが、見つけてあげられませんでした
きっと一人で淋しい思いをいていると思います…涙
なんとかして早く見つけてあげたいです。
今から何かできることはないでしょうか?どうか教えてください💦
もちろんです! 心配で堪えきれないですよね…今は保護される事を信じて引き続きインターネットを活用して捜索していきましょう
今やインターネットにおける情報化社会、まだまだできることは沢山あります!
で行った数々のことにより、愛鳥のロスト情報は拡散されつつあります
警察署・保健所・愛護センター
SNS・迷い鳥の掲示板
保護施設・里親募集
新聞、広報誌・折り込みチラシ
ローカル放送局
の存在はご存じでしょうか?
特に、SNSをされていない方(ご高齢者も含む)へ向けての情報発信
小鳥を保護した=警察署、保健所とはならないようです。
「ターゲット層で探し方を変えなければいけない」
ということを踏まえ、web捜索を上手く行っていきましょう。
そして、一番重要なポイント!
「捜索は時間経過と共に広範囲に、尚且つ継続して探します」
上記の通り、
日々更新される数多くの迷い鳥の中から
愛鳥が移動した先、つまりはどこで保護されているかを見つけ出す作業と記憶に留めます。
更には想定しておかねばならない、
「数ヶ月を経過するとロスト当時とはかけ離れた容姿になる」
この事についても知る必要があります
ぜひ捜索にお役立てください。
それでは、一つ一つ手順の説明をしていきます
1.迷い鳥は落とし物で届出(遺失物)
最寄りの警察署・会計課に落とし物の届出(遺失届)を提出します。
現在のところ(令和5年3月1日時点)
オンライン手続きでの、遺失物届出ができる都道府県警察とできない都道府県警察があります。
オンラインでの受理の場合、受付から受理まで時間を要する場合がありますので、
最寄りの警察署又は交番へ
直接お届けされるとよいです。
そして、愛鳥の特徴や足環のナンバリング等伝えるべき情報を控え、写真と共に持参しましょう。
保護され届けられた迷子鳥は、警察署で3ヶ月間は拾得物として保管しています。
公告をした日から3か月を経過しても遺失者が見つからない場合には、
拾得者が当該拾得物の所有権を取得することになります(民法240条)
拾得者が所有権の取得を希望しない場合には、動物愛護法の規定に基づき都道府県などが引き取ることになります(動物愛護法35条3項)
3ヶ月の期限を迎えた迷い鳥は保健所、保護団体へ引き渡しになるそうですので、
愛鳥の見落としがないように移動範囲を想定した検索が必要です。
※生存本能から、野生に順応しようと
時間と共に容姿に変化が現れます、
栄養状態や環境から羽や性格、
体格にも影響が出ると思います。
警察庁のwebサイトから、できるだけこまめに検索をしましょう。
少しでも可能性を含む迷子鳥が上がっている場合、電話にて問い合わせ確認が必要です。
WEB上に公開されていない情報もあるようですので、直接問い合わせするのが確実です。
そして、インコを保護された方が、警察署ではなく交番に届けることもあります、
近辺の交番には写真を持参して相談しておくとよいかもしれません。
似ているインコの保護情報があっても連絡が来ない場合があります。
定期的に警察署、交番へ問い合わせを行いましょう。
また、警察に届けがあった落し物は都道府県別で管理されています。
県を隔てて情報共有がされません。
鳥は風に乗り空中を移動します、隣接する都道府県へお届け出もご検討下さい。
また、保健所へのお届け出、愛護センターと警察は連携がない場合もあるため、
いずれも連絡をしておきましょう。
2.迷い鳥の掲示板に登録
迷子情報や保護情報はweb上の掲示板で見ることができます、
ロストをしたら複数の掲示板へ愛鳥の情報を登録して掲載して頂きましょう。
サイトによっては迷子情報をsnsで拡散もしており、
愛鳥の目撃情報や保護情報に結びつく可能性もあります。
愛鳥を保護した保護主様が、迷子の登録があるかもしれない…と掲示板を探されるかもしれません、「この子だ!」と気づき連絡してくれることも多々あります。
反対に、保護主様が保護情報を登録して下さり掲載をして下さるかもしれません。
愛鳥の移動可能なエリアを、保護情報からくまなく探していきましょう。
LOSTPET.JP
迷子ペットのデータベース(LOSTPET.JP)は迷子ペット問題解決のための総合サイトです。
・「無料」「登録なし」で直ぐにポスター(PDF)を作成できます。
・個人情報(メールアドレスや電話番号)を公開せずに情報のやりとりができます。
・写真だけでなく動く姿や声も掲載。迷子系サイトでは唯一、動画の掲載に対応してます。
・Twitter、Instagram、FacebookのSNSで掲載情報を定期的にシェア(拡散)します。
いんこだより
インコに関する情報発信、コミュニティサイトです。
・鳥迷子掲示板 ~インコ・オウム・フィンチ・などの迷い鳥情報~
・鳥保護掲示板 ~インコ・オウム・フィンチ・などの保護鳥情報~
迷子鳥や保護鳥を掲載しています。Twitterで掲載情報を拡散しています。
インコの飼い方情報から掲示板、ブログまで鳥飼いさんにとって有益なサイトです
ペットのきもち
ペットに関する情報発信、コミュニティを目的としたサイトです。
・ペットの迷子情報、保護情報
・動物病院口コミ
・猫カフェ口コミ
ユーザー登録せずともご利用でき、 SNSとの連携もできます。
3.迷い鳥は里親募集に
飼い鳥は、人に慣れている子が多く、懐いている子は警戒心が薄く人を頼る場合もあります。
小型の子は、肩に止まってきたり手のひらに乗っかっていたり…
「逃げない」「手乗り」「かきかき撫で撫で」が出来てしまう…
・保護した方が「拾得の届け」を警察署に提出することを知らない場合
とても人懐っこいゆえ、そのまま飼われてしまうケースもあります。
・保護主様の事情からどうしても飼えない場合
そのまま里親募集されてしまうケースもあります。
その場合、里親募集サイトにて掲載されている事もあります。
定期的に確認が必要です。
ペットのおうち
鳥の里親情報サイトです
募集対象エリア・保健所収容・鳥種・キーワード、条件を選択して検索ができます
ジモティー
里親募集(カテゴリー/その他)サイトです
都道府県別で検索可能
4.迷い鳥は保護施設に
認定NPO法人TSUBASA
「人・鳥・社会の幸せのために」を推進する会TSUBASA様
TSUBASA(読み方:ツバサ)とは
「The Society for Unity with Birds – Adoption and Sanctuary in Asia」
(=鳥と調和のとれる社会 – アジアの里親とサンクチュアリ)の略です。
様々な理由から飼い主さんと一緒に暮らすことができなくなったインコ・オウム・フィンチを保護し、新たな里親さんを探す活動を行っています。
飼い主さんと愛鳥さんが終生、幸せに健康に暮らしてもらうために、飼い鳥の適正な飼養に関する情報の提供、学びの場を日本全国で展開しています。
このように、TSUBASA様では保護活動の他にオンラインセミナー等、
様々な学びの場を提供してくださっています。
鳥を飼われている方なら皆さんご存じの施設かと思います。
とり村は、埼玉県新座市に所在しています。
NPO法人小鳥レスキュー会
「小鳥レスキュー会」とは、コンパニオンバード(飼育を目的とした鳥類)と
日常生活をともにする人たちとコンパニオンバードの生活環境の向上と安定、
保護と保証を図るために相互の助け合いにより
自発的に運営、組織されるNPO(特定非営利)法人です。
小鳥レスキュー会様は、埼玉県戸田市に所在しています。
これから鳥を飼う方、飼っている方には施設に入る子達の背景について
是非知って頂きたいです。
「命を守っている場所がある」…行き場を失った子達が集まる施設です。
大阪等遠方のレスキューもされていますので、
関西方面での迷子さんも施設にいる可能性があります。
NPO法人ことりのおうち
保護活動&里親さん探し「バードアニマルレスキュー」
動物たちの殺処分を防ぐために動物の保護と里親探しをしています。
バードアニマルレスキューには年間200羽(匹)以上の動物たちが持ち込まれ、
新しい家族に繋いでいます。保健所や警察、何らかの理由で飼えなくなった
一般家庭、ブリーダー等から引き取っています。
「障がいや何かしらの病気を抱えた動物たちも同じ命として扱って欲しい、
しあわせになってもらいたい」そんな思いで活動しています。
人間も動物もみんなが安心して暮らせる社会を目指して…
ことりのふれあいカフェやこども食堂、
小動物の保護活動などを通して地域活性に貢献します。
ことりのおうち様は、神奈川県藤沢市に所在しています。
5.迷い鳥情報をメディアによって伝達
新聞・地域の広報誌・新聞の折り込み・ローカル放送
昨今SNSでの捜索に重きを置く中、
SNSをされない方も多くいらっしゃいます。
迷子のペット情報を掲載している 新聞や地域の広報誌 もあります。
満遍なく情報を拡散、収集するために 新聞の折り込み を活用することもできます。
(※ 刊行頻度には差があり掲載までに時間がかかる、長期的に見る必要があります )
ケーブルTVでは迷子ペット探しの情報を放送している地域もあります。
地元のローカル放送局で放送され、保護主様と繋がれたケースもあります。
※ いずれも掲載には費用がかかりますのでご確認の上契約する必要があります
case.1
※以下を検討する場合
依頼会社・お住まいの地域・条件・金額がそれぞれ異なります、ご自身でご確認ください
Aさんは、愛鳥の情報を掴む為に来る日も来る日もポスティング作業にご尽力されていました。時間と共にポスティングの範囲も広がります、お仕事や生活の中で隙間時間を見つけて配りに行くのも大変になってきた為、新聞の折り込みチラシを依頼。
最初は印刷からポスティングまで全てやって頂ける所を検討しましたが、チラシの制作はご自身でされ印刷だけをお願いしました。
その後、別の折り込み会社へ印刷物を納品をして、見て貰いやすい土日、折り込みチラシの数が比較的少ない月曜日、いずれかの日で新聞への折り込みをする形態にしました。
・一万枚
・B4サイズ
・光沢紙
・薄手(73㎏)
・片面カラー
・加工なし
・翌日発送
計 ¥40,000
折り込み会社
・範囲2㎞くらい
(※地域によって金額に差があります)
計 ¥40,000
Aさんの場合は、トータルで8万円ほどかかりました
※もし検討する場合には、各々で印刷やポスティングの内容を見極め信頼性や金銭的、条件に適っているか等の納得できる会社を選ばれるのが理想です。
各新聞販売店に直接持ち込んでも対応頂けるとのことですが、受け持ち部数の上限があり、大量に配布を予定している場合は折り込み社へ依頼をした方が能率的だと思います。
月曜日 ・折り込み会社に申し込みと
チラシ、オリジナルのチェック
(折り込み日・エリア・何新聞へ折り込むか)
・印刷通販へ発注(翌日発送)⇩
火曜日 一万枚のチラシが刷り上がり印刷会社より発送
⇩
水曜日 仕上がった印刷物が届き、折り込み社に納品
⇩
日曜日 新聞の折り込みがされる
そして、愛鳥の情報が寄せられることを切に願います
Aさんは、印刷する紙のサイズや加工まで幅広くアレンジが可能な業者を選択。そして、
エリアを絞って新聞への折り込みを依頼されました。
鳥種によっての飛距離やロストから経過した時間によって
折り込みのエリアを遠方にしたり
ロスト後、直ぐに申し込んだ場合は先手を打つこともできます
これから愛鳥が移動してたどり着くかもしれないエリアに先回りをしてチラシを折り込み、
先に住民の方に知っておいて頂くことも出来るかもしれません。
自ら足を運び、ポスティング作業をするときにも「先回り」が功を奏するかもしれません。
まとめ:
上記記事にてwebでの情報収集や情報拡散に焦点を置き
手順として説明してきました。
情報を待ち、そしてコツコツと継続して情報を得るために
活動をしていきましょう。
コツコツと探し続けて1年以上経ったとある日に
再会が叶ったケースもあります。
いつでもどこでも繋がれるよう
「種」は撒いておくべきです
再度、注意して頂きたいこととして
飼い主様のメンタル・お身体を第一に考え行動してください。
ご無理は禁物です、
飼い主様も健康でいること、そのお気持ちを長く持つこと
そしてコツコツ捜索を続けることを大切にしてくださいね。

STEP1:警察署・保健所へ落とし物の届けを提出
STEP2:迷い鳥の掲示板各所へ登録
STEP3:里親募集サイトに掲載の可能性
STEP4:迷い鳥が辿り着く保護施設をチェック
STEP5:SNSをしない層へメディアによって発信

STEP1では、警察署へお届け出をするときに、愛鳥の移動距離を考えて隣県へも検討が必要。情報収集の際こちらからのお問い合わせ、長期経過は警察署以外に別施設で保護の可能性や移送を踏まえ捜索する必要もあり。
STEP2では、迷い鳥の掲示板への「登録」をするだけではなく、投稿に公開コメント、非公開コメントが寄せられている事もあり。せっかくの情報を逃してしまう恐れがあるため各掲示板は忘れずにチェック!
STEP3では、保護された場合、保護主様のあらゆる事が想定されます。飼われてしまう前に大切に想う待っている家族の存在があるということ、飼えない方は飼える方をお探しになる故、募集サイトを調べる必要があり。
STEP4では、迷い鳥が行き着く終着施設の存在。レスキューをメインに活動されてる団体様の元にいる可能性もあり。全国各地に小さな命を救うために保護の可能性。
STEP5では、折り込みチラシでの情報は入ったケースは多いが即時情報ではない。ローカル放送の視聴率は想像以上に高い(個人的な意見)ゆえ、ポスティング業者に依頼するより広範囲に情報が行き渡るため、対価を得られるかも。
迷い鳥の探し方【緊急事態】に必見!と
「WEBで捜索【探すコツ】で愛鳥を発見!」の記事を
平行して捜索にご尽力頂けると幸いです
迷い鳥の捜索について知ることは愛鳥との再会への大きな前進となります
迷い鳥の探し方について少しずつ知り、お役立て頂ければ幸いです
SNSでは献身的に、サポートをして下さる方が数多くいらっしゃいます
沢山の応援して下さる方々の存在が、貴方様の心の支えになると信じています
どうかお気持ちが前向きになれますよう、そして再会が叶いますよう願っています
next 執筆中につき近日公開予定
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